Q&A

Q.家を建てるときに準備しておくことは?
A.「家づくりノート」です。
「家づくりノート」は、あなたのこだわりや、想いを書き込んだり、家やインテリアの写真、雑誌の切り抜きなどを貼り付けて作ります。
ノートは決してキレイにまとめる必要はありませんので、是非気軽にやってみてください。
これを作っておくと、言葉だけでは伝わりづらい部分をこの「家づくりノート」を活用することで、相手側に伝わりやすくなります。けっこう勘違いされている方もおられますが、あなたが建築の専門的な単語等を無理におぼえて使う必要はございません。
もちろんおぼえていたほうがスムーズではありますが、写真の切り抜きとかで十分伝わります。
とにかく大事なのはそれを用意することです。
専門用語等を使わなくても十分ハウスメーカーや工務店の方に相談できますので、ご安心ください。
弊社でも本等持ちこまれるお客様は多いですよ。
Q.建築用語よく使われる単位?
A.建築の図面は基本mm表記で記入されています。
確かにそうですね。私達も言われて気付かされる面が多々あります。
「へいべい」→m2 平方メートル 1m×1mの面積
「つぼ」→坪 3.3m2の面積 1.818m×1.818mの面積
「すん」→寸 1寸は3.03cm
「しゃく」→尺 1尺は10寸 つまり30.3cm
「けん」→間 図面では1.818mで表されます
Q.図面に記載されている数字とアルファベットの読み方
A.FL→エフエル=フロアーライン 仕上がり床仕上面をいいます 1FLと書かれていれば1階床仕上面になります。
GL→ジーエル=グランドライン 地盤面をいいます。
Q.ホントにかかる家の値段は全部でどのくらいかかるの?
A.これは住宅業界の中で難しい質問になります。
なぜかと言うと、家の値段の表示の方法に定められたものがないからです。
良く聞く坪単価等も、残念ですが定義が統一されていないので、住宅メーカーや工務店によって様々なのが実情です。
建物の価格は構造や広さ、間取り、グレードによって大きく変わりますし、同じ仕様で建てても土地の場所によっては増額する場合もありますので、注意が必要です。
一般的には、屋外設備の工事費などを別途工事、各種手続きに必要な費用を諸経費、土地関連の費用は土地代とし、最低限の設備での価格表示をしているため、表示価格以外にかなりの費用が必要になる場合もあります。
少し前までは、本体価格に網戸や照明器具がはいっていない会社もあったようです。
家の値段は全部でどのくらいかかるは、気になる住宅メーカーや工務店ごとに必ず建物本体にどこまで含まれているのかを確認する必要があります。
 
因みに弊社で表示している価格は、そのままお引き渡しをして生活できる形での価格表示をしています。
当然照明器具も付いていますし電気もつきます。水道もお湯ももちろん出ますよ。
別工事になるのは、地盤が軟弱な場合の地盤改良費(地盤調査費は標準に含まれています)と外構工事費は別になります。
Q.土地購入時の注意点は何ですか?
A.土地と建物にまつわる法規制には、さまざまなものがあります。
 
◇用途地域について
実は家はどこの土地にでも建てることが出来るわけではありません。
土地には住宅や店舗、工場や学校等が混在しないように、都市計画法で用途地域が決められています。
用途地域は12種類に分類されていて、大まかに住居系、商業系、工業系となっています。
 
○住居系
第一種低層住居専用地域
第二種低層住居専用地域
第一種中高層住居専用地域
第二種中高層住居専用地域
第一種住居地域
第二種住居地域
準住居地域
○商業系
近隣商業地域
商業地域
○工業系
準工業地域
工業地域
工業専用地域
 
工業専用地域以外なら、どこでも住居は建てることは可能ですが、住環境がかなり異なるので十分に吟味が必要です。
住居系の用途地域は、住宅地としておおむね良い環境ですが、建物の高さや広さに制限があるので注意してください。
 
◇市街化調整区域について
農地や自然環境を残す・守るという趣旨で市街化してはならないと線引きした地域が市街化調整区域です。
原則的には、住むための家を新たに建てることはできません。
もともとその地域に住んでいる農家などが、建て替えをするような場合だけ許されていることがほとんどです。
規則のゆるい地域だと新築が叶う場合もあります。
 
他にもセットバック・斜線制限・防火地域等さまざまありますが、お願いするハウスメーカーや工務店の方に相談してみてください。
Q.地盤調査って必要?
A.必要です。
建物を支えているのは基礎です。その基礎を支えているのは、その下の地盤なのです。
仮に地盤が軟弱で、建物の加重に耐えきれない時には、建物は沈下してしまいます。
地盤調査では、建物の重さに地盤が耐えられるかどうか、目に見えない地盤の強さを数値として把握できます。
 
地盤調査の結果により地耐力が基準を満たしていない場合、地盤改良が必要になります。
Q.最近よく聞くZEHって何ですか?
A.ZEH(ゼッチ)とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略称で、高い断熱性能をベースに、高効率機器やHEMS(ヘムス)による省エネ、太陽光発電などによる創エネを組み合わせることで、年間の一次エネルギー消費量が正味ゼロの住宅のことをいいます。
国の政策で2030年までに新築住宅の平均で住宅の年間の一次エネルギー消費量が正味(ネット)でゼロとなる住宅の実現を目指すとする政策目標を設定されています。
この政策を普及促進するため国は「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業」として、対象住宅に補助金を出していますが予算額と期間が定められています。
今まで難しかった狭小地など太陽光発電パネルを搭載しにくいといったケースにも配慮した「Nearly ZEH(ニアリーゼッチ)」基準が新たに設けられました。
ZEHは『断熱』『省エネ』『創エネ』の3点が必要になる住宅です。
つまり、太陽光発電システムやエネファームなどのような、エネルギーを創る設備が必ずついていなければならないことになります。
メリットは、ランニングコストを抑えられること、補助金が出ること等あります。デメリットとして建築費が高くなります。
Q.地鎮祭は必要?
A.地鎮祭(じちんさい)とは、工事が始まるときに、工事の安全を祈願する儀式のことを言います。
多くの場合は神式で神主を招き、祓い清めてもらいます。
日取りは大安(たいあん)等の吉日が良いです。
 
地鎮祭は
・ほとんどの方が一生で1回経験出来るかどうかであること。
・やらずに何かあったら高齢の身内に小言を言われることがある。
・気持ちよく工事に入れること。
など行ってほしい儀式です。というか絶対に行いましょう。
時間で言うと30分くらいの儀式です。
 
◇地鎮祭での服装
普段着でいいです。ジーパンでも問題ありません。
そのまま仕事に行かれる方は、仕事着でよいです。
 
◇神主の段取り
お知り合いならご自分で連絡をいれてもいいですし、
建てられるハウスメーカーや工務店の人にお願いしても良いです。
相談してください。
 
◇お供え物
ご自分で段取りした場合、海のものや山のもの、米・水・塩等を
準備することになる場合もあります。神主さんが用意してくれる場合もあります。
弊社でお願いするときは、神主さんに用意してもらっていますよ。
 
◇御初穂料
神主さんへのお礼になります。
私達のエリアでは3万円くらいが相場です。
地域によって差はありますので、お調べください。
のし袋の上部分に御初穂料、下部分に建て主さんのお名前(複数人の場合は全員載せること)を書きます。
ふくさに包んで現地に持っていきましょう。
 
◇奉献酒
日本酒の一升瓶2本入りの箱にのし紙で奉献または奉献酒と書き、
下に建て主さんのお名前(複数人の場合は全員載せること)を書きます。
二本縛りでなく最近は箱の方が多いです。

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